譲渡額
~1億円
売上高
非公表

運送/ロジスティクス業界の事例

赤字・債務超過から事業承継を決断 ー 運送会社社長からのご相談

エリア
関東
オーナー
60代
売却検討理由
後継者不在
スキーム
株式譲渡

坪田 誠治

中小PMI支援センター株式会社

後継者不在、赤字・債務超過の状態。経営者は、廃業を視野に入れていました。資金繰りは半年持つかどうかの城田のため、6か月間と期限を区切ってM&Aをトライすることに。 
様々なチャネルを使いマッチングを進め、なんとか3か月でマッチング、6か月で譲渡完了することができました。売り手様、買い手様ともにご満足いただくことができました。

【案件概要】赤字・債務超過に陥った運送会社の事業承継

ー 本件のディール概要を教えてください。

 本件は、神奈川に拠点を置く運送会社の事業承継案件です。
 創業社長の長女様が代表となり、姉妹で経営されていました。売上は1億円未満、債務超過・赤字の厳しい経営状況にありました。買い手は売上50億円を超える規模を持つ同業の運送会社で、M&Aの経験も豊富な経営者様でした。

【背景】創業者の娘が背負った経営と廃業の不安

ー 売り手オーナー様はどのような課題を抱えていたのでしょうか。

長女様はもともと社長になる予定ではありませんでしたが、従業員の支えもあり代表に就任されました。
 しかし、大手との交渉や新規開拓が難しく、経営は厳しい状況に。資金繰りも限界に近づき、廃業を検討せざるを得ない状態となっていました。従業員雇用や金融機関への返済を考えると、廃業は最終手段であり、その前に第三者への承継を模索することにしました。

【印象的な場面】「ドライバーとトラック」という強みを見抜いた買い手

ー 成約に至った要因はどこにあったとお考えですか。

 買い手企業は営業力に自信があり、仕事は自社で獲得できる体制を持っていました。赤字・債務超過であっても「ドライバーがいる」「トラックがある」という点に価値を見出し、承継を決断されました。
 単に財務状況だけではなく、買い手の強みと掛け合わせることで事業として成立する ― それが今回の成功の大きな要因だったと感じています。

中小PMI支援センター株式会社 坪田誠治様

【成約後の声】「父が創業した会社を守れた」安心感

ー 売り手オーナー様が満足されたポイントを教えてください。

 創業者である父親の会社を、廃業せず第三者に承継できたことです。
 金融機関への返済を滞らせることなく、従業員も守ったうえで事業を引き継ぐことができた。このギリギリの状況で承継が実現したことに、大きな安心感を持たれたと思います。

【アフターストーリー】ご縁を活かした新たな相談関係へ

ー M&A後のアフターストーリーについてお聞かせください。

 買い手企業とは、その後も別案件のご相談などが続いています。今回のご縁をきっかけに、継続的なお付き合いへと発展しています。

【メッセージ】赤字・債務超過でも諦めないでほしい

ー M&Aを検討されている経営者様へメッセージをお願いします。

 赤字や債務超過だからといって、必ずしもM&Aが不可能なわけではありません。買い手から見て魅力的に映る部分は必ずあります。 「うちは難しいのでは」と諦める前に、ぜひ一度ご相談いただければと思います。