前垣内様: 学生時代にコーポレートファイナンスへの関心を抱き、一日中、有価証券報告書を読みながら株価の計算を行い、理想の株価と市場の株価の違いを分析しておりました。こうした経験を通じて、バリュエーションやコーポレートファイナンスに関する知識を活かせる経営企画やM&Aの業務に、将来的には従事したいと考えるようになりました。
在学中、アメリカ系投資銀行2社でインターンシップを経験し、初めてM&Aに携わる機会を得ました。就職後は経営企画部に配属され、M&Aや投資業務に従事し、勤務後には財務分析を行い、「現金が多すぎるため運用を行わなければ非効率となり、株価が低迷する」といった数値をもとに経営陣へアドバイスを提供しておりました。
事業会社も魅力的ではありましたが、M&A業務に従事したいと考え、もともと興味のあったファンド業務とM&Aの両方に関わることができる会社へ転職いたしました。最終的にはファンド業務よりもM&Aのほうが楽しいと感じ、その後は一貫してM&A業務に専念しております。
前垣内様: 弊社は2009年4月に設立され、業界内でも歴史のある会社に属しております。私自身も学生時代からM&Aに携わっており、これまでに数百件、あるいは1,000件を超える数多くの案件を手掛けました。
バリュエーションや株価の算定を得意としており、株価算定書の作成も可能です。また、法律にも深い知識を有しているため、お客様のご意図に沿った契約条件の調整を得意としております。
前垣内様:三点ございます。
まず第一に、他社が手掛けられないような案件にも対応できる点です。業界内でも非常にニッチで、他社では成約に至らなかった案件や海外案件についても、国内外に構築したネットワークを活用し、進めることが可能です。
第二に、スピード感のあるディールクローズが得意である点です。通常であれば3か月程度かかる手続きも、適切な手順を踏みながら3週間ほどで成約に至った実績がございます。
通常は弁護士への依頼やさまざまなやり取りが必要となりますが、日頃からお客様と密に対話を行い、経験豊富な社員が多数在籍しているため、社内でほとんどのプロセスを完結でき、短期間でのディールクローズが実現可能です。
第三に、幅広い分野を得意としており、包括的なアドバイスを提供できる点です。他社に会計業務を依頼することなく自社で対応できることに加え、法律についても弁護士に依頼するのではなく、社内で対応が可能です。
交渉の現場にいる担当者のみが、温度感や要点、お客様の意向を正確に把握できるため、外注に頼ると時間がかかるうえに、最適な対応ができないことがございます。その点においても、弊社は自社で対応し、迅速かつ的確なサポートを行っております。
また、私自身が複数の事業を経営しているため、マーケティングをはじめとするさまざまなご相談にも対応可能です。さらに、心理カウンセラーの資格を有しており、お客様の意図を的確に汲み取った上で、私の豊富な知識と専門家としての見解を交えたアドバイスを提供できる点も、強みの一つとなっております。
前垣内様: 利益相反を避けることを重視しています。M&AアドバイザーとM&A仲介会社には明確な違いがあり、アドバイザーは弁護士のように、お客様の利益最大化に向けて行動します。一方、仲介会社は不動産やマッチングに近い役割を果たします。
海外では仲介行為が禁止されていることもありますが、日本では仲介が一般的です。ただし、私が売主様と買主様の両方の案件を扱うこともありますので、その際には必ず立場を明確にし、利益相反を避けるよう配慮しつつ案件を進めるよう心掛けております。
もう一つは、お客様にとって何が最善であるかを考えることを重視しているため、M&Aを行わない方が良い案件であれば、その旨をしっかりとお伝えするよう心掛けております。
M&Aを進めることで手数料が発生するため、M&Aを推奨する方針の会社も存在するかと思いますが、弊社は短期的・中長期的な視点で、お客様にとって何が最善であるかを提案しています。
時にはお客様に対して厳しいアドバイスをしなければならないこともありますが、その際には他社が魅力的な提案をすることもあります。しかし、最終的にはそれがうまくいかず、私が申し上げたことが正しかったと何年後かに再確認され、再度弊社にご依頼いただくケースが多く見受けられます。
一度は離れてしまうこともありますが、お客様にとって何が最善であるかを伝えることを常に心掛けております。
前垣内様: 最も印象深いのは、私が初めて手掛けた案件です。この案件は非常に順調に進み、成約後もオーナー様から毎年年賀状で現在のご活躍や感謝の言葉をいただいております。また、その会社の経営陣の方々とも連絡を取り続けており、現在も案件のご紹介をいただいております。
この案件は非常に順調に進んだため、案件中の象徴的なエピソードについてはお話しできませんが、案件終了後にいただいた感謝の言葉や、その後の関係が非常に印象に残っております。
前垣内様: 旅行や海、アート感のある空間が好きであるため、常に美しい場所に身を置けるよう、さまざまな場所へ足を運び、空間を感じるようにしています。
前垣内様: 「幸福感」をキーワードにしております。
無料通話や動画コンテンツの無料視聴、自動運転など、ネットやAIの発達により無駄な作業が不要になっていく中で、誰もが幸せを追求できる可能性が高まっていると考えております。
そのため、私を含めた人々それぞれの幸福感を仕事を通じて実現できるような業務に従事していきたいと考えています。
前垣内様: 近年では、IT企業や人材会社など、さまざまな業種からM&Aアドバイザーや仲介者が参入しております。しかし、M&Aアドバイザーには会計、税務、法務の基礎知識が必須であり、私の見立てでは、8〜9割のアドバイザーがこれらの基本的なスキルを欠いていると感じております。
通常のマッチング業務では問題が表面化しにくいですが、M&Aの取引においては、売却後にトラブルや訴訟が発生するケースも少なくありません。こうした問題が発生した際には、アドバイザーの知識や経験が結果に大きく影響を及ぼすことになります。
そのため、お客様には、目の前のアドバイザーが本当に必要な経験や知識を備えているかをしっかりと見極めていただきたいと考えております。
弊社では少数精鋭の体制をとり、すべてのアドバイザーが必要な能力を兼ね備えたメンバーで構成されております。また、完全成功報酬制を導入しておりますので、ぜひ一度ご相談にお越しいただければ幸いです。
10:00-24:00