松岡様: 私は大阪府出身で、関西大学を卒業後、プライム市場に上場している商社に入社し、5年間勤務いたしました。その後、M&A業界に転身いたしました。学生時代から野球に打ち込んでおり、商社へも野球を通じて入社したという経緯がございます。ただし、当時の業務については、率直に申し上げて、必ずしも自身が本当に取り組みたい仕事ではございませんでした。野球部の同級生には、プロ野球で活躍している選手や、異なる業界で奮闘している者もおり、私自身も「本気で取り組める仕事に就きたい」という思いを強く持つようになりました。
そのような想いから一念発起し、2018年に大手M&A仲介会社へ入社し、約5年間勤務いたしました。主に買い手企業様を担当する部署に所属していたため、入社当初から案件にも恵まれ、着実に実績と経験を積むことができました。また、退職時には十数名の部下を抱える管理職としての職責も担っておりました。環境としては非常に恵まれており、やりがいも大きかったのですが、弊社代表の細田より、創業1年目という立ち上げのタイミングで「完全に一人で業務を担っている中、力を貸してほしい」とお声がけいただきました。前職でもお世話になっていたご縁もあり、株式会社M&Aフォースへの参画を決意いたしました。
松岡様: 前職を含め、主担当として関与した成約件数は約30件にのぼり、加えて、部下が担当した案件も含めると、これまでにご支援させていただいた企業様は全体で60〜70社に達します。こうした実績の豊富さは、私の大きな強みであると自負しております。
また、業種別では運送業全般の案件に強みを有しており、これまでに運送業関連だけで約15件の成約支援を行ってまいりました。そのため、運送業界における知見や人脈の豊富さも、私の強みの一つであると考えております。
近年では「2024年問題」として広く知られるように、運送業界においては労務環境の見直しや国による規制の強化が進み、ドライバーをはじめとした従業員の人手不足が深刻化しており、経営の難易度が一層高まっております。加えて、利益率の低下も深刻であり、従来のように長距離輸送のみを行っているだけでは、企業の存続が困難になりつつあります。
こうした背景から、近距離輸送やエリア配送の対応に加え、倉庫業や整備業の内製化、さらには燃料費高騰への対応として自社でのガソリンスタンド運営など、いわゆる「総合物流業」としての成長と対応力が求められているのが現状です。
松岡様: M&Aという業務の性質上、常にお話しさせていただくお相手は、基本的にオーナー様となります。私は常に、オーナー様に対して最大限の敬意を持って接することを心がけておりますが、同時にM&Aのプロフェッショナルとして、「できないことはできない」と明確にお伝えするなど、時には厳しいご意見を申し上げることもございます。
また、自身の考えや想いについても包み隠すことなく、率直にお伝えする姿勢を大切にしてまいりました。こうした誠実な姿勢が、お客様からの信頼につながり、現在の仕事にも良いかたちで結びついていると実感しております。
松岡様: 現在も継続してお付き合いさせていただいている、関西の物流業に関する案件がございます。ご相談をいただいた当時、当該運送会社様の売上は約30億円規模であり、社長様から「今後の成長戦略が見えず、先行きに不安がある」とご相談をいただきました。そこで、私は総合物流業への転換を視野に入れたM&Aのご提案をさせていただきました。
その結果、合計8社を譲受し、5年の歳月をかけてさらなる成長を遂げ、現在では売上が100億円を超えるまでに至っております。オーナー様から感謝のお言葉をいただいたことはもちろん大変嬉しかったのですが、それ以上に、譲渡後もオーナー様や役員の方々とプライベートで旅行に出かけるなど、良好な関係性が続いていることに何よりの喜びを感じております。
なお、オーナー様は現在も取締役や顧問として社内に留まり、ご活躍されています。譲渡企業・譲受企業双方のオーナー様から感謝のお言葉を頂戴し、今では家族ぐるみのお付き合いとなっていることからも、この仕事に携わる意義とやりがいを心から実感しました。
長崎県の企業様をご支援させていただいた案件も、私にとって非常に印象深いものです。ご相談をいただいたのは、「角煮まんじゅう」というご当地名物を製造されている老舗企業の創業者であるオーナー様でした。当時、その企業は債務超過に陥り、赤字幅も大きく、業績が非常に厳しい状況にありました。オーナー様からは、「このような状況の会社を息子に継がせるわけにはいかない。なんとかして会社を存続させる方法はないか」とのご相談をいただきました。
当初1~2年は譲受先企業様を見つけることができず、非常に厳しい状況が続きましたが、オーナー様のお気持ちに強く共感していたこともあり、決して諦めることなく粘り強く譲受先を探し続けました。その結果、最終的には全く異業種の企業様が譲受を決断され、無事にご成約に至ることができました。
オーナー様は、当初私以外にも複数のM&A会社にご相談されていたそうですが、業績不振を理由に断られていたと伺いました。しかし、私自身は何度もオーナー様と食事を重ね、その想いに深く感銘を受けたことから最後まで諦めずに取り組んだ結果、お相手様を見つけることができたことは大変喜ばしい経験でした。
また、この成約は長崎新聞や地元テレビ局でも取り上げられ、話題となりました。私自身もこの時は心から嬉しく感じております。
松岡様: 自身、学生時代は野球に打ち込んでおり、現在はゴルフを趣味として楽しんでおります。週末には頻繁にラウンドに出ており、月に2~3回は必ずプレーするほどです。
私にとって「仕事」と「プライベート」は明確に分かれているわけではなく、休日にお客様とゴルフをご一緒することや、時には2泊3日の旅行に同行させていただくことも少なくありません。
松岡様: おかげさまで、M&Aフォースは今期で第3期を迎え、5月に無事決算を終えることができました。来期からは従業員数も大幅に増加する予定です。
弊社は「上場」を明確な目標として掲げており、私自身も経営陣の一員として、ガバナンスの整備を進めるとともに、従業員全員が幸せになれる組織づくりを目指しております。また、より一層お客様にご満足いただけるサービスを提供していく必要があると強く感じております。
そのため、単なるコンサルタントとしてではなく、経営陣の一角として、組織構築や仕組みづくりに積極的に関与していく所存です。会社としても、今期の目標達成に向けて邁進しており、来期からは本格的に上場準備に取り組んでまいります。
松岡様 : 私は小学校3年生の頃より本格的に野球に取り組み、受験を経験することなく、高校・大学ともに野球の特待生として進学いたしました。社会人においても、商社に野球で入社した経歴を持っております。プロ野球選手になるという夢を抱いておりましたが、それを叶えることはできませんでした。
その後、ビジネスマンとして野球以上に本気になれるものを探し続けた結果、オーナー様と直接向き合い、企業の成長や一生に一度の重要な譲渡を支援できるM&A業界と出会いました。商社を退職後は、専門学校等に通いながら猛勉強を重ね、この業界の門を叩きました。
M&A業界には、学歴や経歴において非常に優秀な方々が多数在籍しております。その中において、私は学生時代に勉学ではなく、グラウンドで汗を流してきた時間が多かったため、学力面で劣る部分もあるかもしれません。しかしながら、私にしかできない熱量をもったディールやM&Aの支援ができることが、私の最大の強みであると考えております。
そのような姿勢が評価され、前職においても数十件におよぶM&Aを成約へと導くことができました。他のコンサルタントとは異なる強みを持つ人間として、貴社のご支援を全力で担わせていただきたいと考えております。
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