加藤 綱義

加藤 綱義

株式会社フォーナレッジ

愛知県名古屋市東区泉1-15-14アルピニストビル7階
  • 電話相談可
  • 相談無料
  • 休日対応可

得意な業界

  • 学校法人
  • 保育園
  • 学習塾
  • 介護
  • ヘルスケア
  • 調剤薬局
  • クリニック
  • 物流
  • リユース
  • 製造
  • 美容室
  • フィットネスジム
  • 葬儀
  • ソフトウェア
  • 飲食
  • 食品
  • 建設
  • 不動産
  • アパレル
  • FC(フランチャイズ加盟店)
  • 金融
  • 保険
  • 医療/福祉
  • 運送/ロジスティクス
  • IT/システム/通信
  • ネイル/マツエク
  • 工事/施工管理
  • ホテル
  • 産業廃棄物
  • 卸売業

対応地域

  • 全国

料金体系

  • 手付金無し
  • 中間金無し

事業家としての経験が強み!四知の精神を大切にするM&Aアドバイザー

- これまでのご経歴をお願いします。加藤様: 大学卒業後、NTTに就職いたしました。名古屋の支店にて営業職として約3年間勤務した後、本社の広報部へ異動しました。NTT時代にはM&Aに関する経験はありませんでしたが、広報部では庶務的な業務として、数値管理などを経験させていただきました。その後、約10年でNTTを退職し、株式会社ジー・コミュニケーションへ転職いたしました。

ジー・コミュニケーションは、高校時代の同級生である稲吉氏が創業した企業で、主に「がんばる学園」という個別指導塾をフランチャイズ形式で展開しておりました。現在では、「ITTO個別指導学院」「みやび個別指導学院」という屋号に変更され、全国で3番目の個別指導塾チェーンとして展開している企業です。

また、教育事業だけではなく、外食事業として「高粋舎」「小樽食堂」というブランドでフランチャイズを展開しておりましたので、ジー・コミュニケーションは、教育部門と飲食部門の二つの事業を持つマルチフランチャイザーとして成長しておりました。

ジー・コミュニケーションにおいて、役員として様々な部署を管轄していた中で、初めてM&Aに携わったのは平成16年のことです。その際、東京で十数店舗を展開していた居酒屋チェーン店を約2億円で買収する案件に関与しました。この案件では、株式譲渡や事業譲渡に関する知識が不足していたものの、実務を通じてM&Aの経験を積むこととなり、これがM&A業務のスタートとなりました。

その後、多くのM&A案件のご依頼をいただくこととなり、特に有名な案件としては、破産した英会話スクール「NOVA」を買収して再生させたことが挙げられます。さらに、「NOVA」の前には、仙台でジャズダックに上場していた「平禄寿司」、岐阜でジャズダックに上場していた「焼肉屋さかい」、静岡で東証二部に上場していた「ちゃんこ江戸沢」、山口県の「長崎ちゃんめん」を展開していた株式会社パオを買収しました。

また、生きた状態で上場企業を買収することにも取り組み、上場していた居酒屋チェーン「とりあえず吾平」も破産後に買収し、再生させる形でM&Aに携わりました。

実務担当者としては、主に交渉から契約締結までを管轄し、契約後は関連会社や関連部門への引き渡しを行いました。加えて、「NOVA」や「焼肉屋さかい」については代表取締役副社長として再生に関与し、M&Aの経歴を積むこととなりました。

株式会社フォーナレッジ 加藤 綱義 氏

- 独立しようと思った経緯と創業の経緯について教えていただけますでしょうか。

加藤様: ジー・コミュニケーション時代、金融機関や大手M&A会社から案件の依頼を受けることがありましたが、その際には非常に高額な報酬を支払うこととなりました。しかし一方で、提供されるサービスは、最初の情報提供や簡単な質問対応にとどまることが多く、これならば自分でもできるのではないかと感じるようになりました。

そうした中で、ジー・コミュニケーションに約10年勤務した後、自分自身の力で仕事をしてみたいと考え、2011年11月に独立しました。

- 株式会社フォーナレッジの社名の由来について教えていただけますでしょうか。

加藤様: 社名の由来は、私が大好きな作家である宮城谷昌光氏の作品に関連しています。宮城谷氏は中国の歴史小説を多く執筆しており、かつて直木賞を受賞した実績があり、また直木賞の選考委員も務められていました。さらに、私と同じ愛知県蒲郡市出身で、大学も早稲田大学という共通点があり、このようなご縁もあります。

宮城谷氏が『文藝春秋』で『三国志』を連載された際、第一話の題名が「四知(しち)」でした。この言葉にちなんで、四を「フォー」、知を「ナレッジ」と解釈し、社名を「フォーナレッジ」と名付けました。

「四知」の意味は、「天知る、地知る、我知る、彼知る」に由来し、天の神様も地の神様もすべてを見ているため、悪いことができないという教訓を含んでいます。非常に公平性のある言葉であり、それを企業の精神として掲げております。

- ご自身の強みについて教えていただけますでしょうか。

加藤様: コンサルタントとしての経験に加え、実際に30社の事業を役員という立場で買収し、再生にも関わってきた事業家であることが、私の一つの強みであると考えております。

- 仕事に取り組む姿勢で大切にしていることがあれば教えていただけますでしょうか。

加藤様: 社名の由来でもある「四知」の精神に従い、売主様と買主様に対して平等かつ公平であることを非常に重要視しております。

一般的に、売主様側FAと買主様側FAが分かれることがありますが、売主様側FAが「できるだけ高く売ること」を仕事とし、買主様側FAが「安く買い叩くこと」を仕事とする考え方とは異なり、売主様と買主様の双方が納得し、満足していただける条件に導くことが、私たちアドバイザーとしての役割であると考えております。

- 印象に残っているディールについて教えていただけますでしょうか。

加藤様: 約10年前に、弊社がこれまでに取り扱った案件の中で最も規模の大きかったディールがありました。

売主様とクロージング前日に品川プリンスホテルに宿泊し、夕食を共にしていた際、売主様から「今夜、うちの親父が枕元に立ってやめろと言ったら、この取引はやめるからね」と真顔で言われました。その時、私は驚きながらも冷静に「今日は一緒に飲み明かしましょう。お父様が出てこられないようにしますから」と冗談でお伝えしました。

結果として、無事に翌日クロージングに至りましたが、24億円もの資金が手に入る状況にありながら、売主様の感情的な一面を目の当たりにしたことは、今でも非常に印象に残っており、心に残るエピソードとなっています。

株式会社フォーナレッジ 加藤 綱義 氏

- 趣味や休日の過ごし方についても教えていただけますでしょうか。

加藤様: 趣味は、読書、将棋、日本酒です。

読書に関しては、先ほど申し上げた宮城谷昌光氏の他にも、司馬遼太郎氏や藤沢周平氏などの歴史小説を中心に読んでおり、ビジネス書はあまり読む方ではありません。

将棋については、現在話題となっている「観る将」という言葉があるように、同じ愛知県出身の藤井聡太氏を非常に応援しており、ライブ中継もよく視聴しています。将棋を指すことについては初段の免状を持っていますが、最近はネット将棋で二級の段位を保つのに必死な状況です。将棋に負けると非常に悔しい思いをするので、お酒を飲みながら楽しんで対局をしています。

お酒については、日本酒が大好きで、過去には酒蔵のM&A案件を3件ほど支援させていただいた経験があります。

- 今後の展望について教えていただけますでしょうか。

加藤様: 弊社は創業から13年が経過し、2024年11月より14年目を迎えました。これまでに約103件のM&A案件を支援させていただきましたが、弊社よりも後に創業し、すでに上場を果たしている企業も少なくありません。そのため、現状では「弱小M&A会社」と言えるかもしれません。

しかし、弊社の強みはM&Aアドバイザーがそれぞれ本職を持っている点にあります。例えば、中小企業診断士、不動産会社の社長、ネット販売会社の経営者、建設会社の社長など、多様なバックグラウンドを持つメンバーが、弊社の名刺を携え、アドバイザーとして業務に従事しています。私はこれを「必殺仕事人体制」と称しておりますが、弊社はそのような信頼できる仲間たちと共に取り組んでいる会社です。

実際、103件目の案件も知り合いのコンサルタントのクライアント様であるレンタカー事業の売却案件でした。この案件では、すでに買い手様と金額が決定しており、弊社が担った業務は現状を把握し、事業譲渡契約書を作成することのみでした。そのため、本来であれば最低報酬250万円のところ、手数料として10万円のみをいただきました。 

このように、従来の営業にとらわれない、売主様からの「依頼型」のM&Aコンサルティングやアドバイザリー業務に携わる機会が増加してまいりました。

- 最後に一言お願いします。

加藤様: 売主様の中には、「ある程度の規模がなければ会社は売れない」とお考えの方が多くいらっしゃいます。しかし、弊社では業種、業態、エリア、規模に関係なく、幅広く対応させていただいております。

大手M&A仲介会社の場合、債務超過や赤字の会社は取り扱いを断られるケースが多く、さらに2,000万~3,000万円の最低報酬が発生することから、ご相談自体が難しいと感じる方も少なくありません。

そのような場合でも、弊社であれば何かしらの対応が可能であると考えております。もちろん、弊社だけですべてを解決することは難しい場合もありますが、弁護士、公認会計士、税理士、その他の専門家と連携し、協議を重ねながら、適切なアドバイスをご提供できるものと自負しております。

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